スコットランド>アイラ
12件の結果を表示中

カリラ 12年、43%
突出した煙。特徴的な酸味、香りの強さを感じる。
【香り】レモン、ハチミツ、七輪でグリルした焼き魚から、やがて強くなるピートスモーク、バニラ、洋ナシ、オレンジ。
【味】香りほど強くないピートスモーク、潮、オレンジ、ライム、フレッシュな白ワインのニュアンス、ナッティ。
【飲んだ後の余韻】ハチミツ、炭、洋ナシ、アーモンド。
【飲み終えたグラスの香り】燻したワラ、薄いオレンジ・ペコー。

ラガヴーリン 16年、40%
突出した煙たさとバランス感。特徴的な潮気と複雑さ。
【香り】黒土、磯の香り、ローストしたナッツ。奥からハーブ、カカオも感じられる。
【味】オイリーでとろみのある口当たり、ナッツとヨード。酸味のあるブドウとビターなチョコ、タールも感じる。
【飲んだ後の余韻】薬品の香り、ミルキーでオランジェリーな甘さ、ピートが残る。
【飲み終えたグラスの香り】火薬と磯の香、バニラ。

キルホーマン 2008 7年 バーボンバレル、46%
突出した潮気、煙、特徴的な甘み、余韻の長さもある。
【香り】澄んだミントキャンディー、焚き火、松の枝や乾いた薪、線香、奥にレモン、バニラも感じられる。
【味】若いアルコール、樽ののった厚み、オイリー、チョコミントアイスクリーム、箪笥の防虫剤、次第にフルーツが感じられる。
【飲んだ後の余韻】じわじわとアルコール感が広がり、塩漬けのフルーツ、鼻抜けにミントと塩素。
【飲み終えたグラスの香り】チョコミントアイスクリーム、ピート、甘い乾木。

ボウモア 12年、40%(~2016年ボトル)
特徴的な煙、潮気、比較的甘みを感じる。
【香り】ピート、ヨード、アプリコットやキウイ、ベリー系などのフルーツ感。少しケミカル。奥から紅茶、やや溶剤も感じられる。
【味】麦芽由来のオイリーな口当たり、ナッツ、グレープフルーツやオレンジ、にがりや磯の塩分、ピート、ウッディーな渋みも感じる。
【飲んだ後の余韻】柑橘の酸味、塩気、ピーティでやや炭のような煙っぽさ。
【飲み終えたグラスの香り】磯っぽさ、ピートスモークの焦げ感、奥にトロピカルフレーバー。

ブナハーブン 18年、46.3%
特徴的な苦味と渋み、複雑さがある。
【香り】オレンジ、やや重めの麦、オイリーでワクシー、奥から樹木や植物の香り、粘土や硫黄も感じられる。
【味】麦の甘み、カカオ、ビターでスパイシー、樽のエグみがありウッディー。
【飲んだ後の余韻】緑を思わせるライムや若草などの植物感、樽のエグみ、焦げた木片。
【飲み終えたグラスの香り】おしろいや籾殻、シェリー系の甘み。

カリラ ディスティラーズ エディション ダブルマチュアド(モスカテルシェリー)、43%
強いピートスモーク。とろりとした甘みと長い余韻。特徴的な酸味と渋み。
【香り】レモン、ハチミツ、パイナップル、梅のジュース。時間経過とともに徐々に強くなる、金属感、クレゾール、ほのかにフレッシュなブドウジュース。
【味】強いピート。トロリとした舌触り。焦げ感、潮、ライム、舌がキュッとなるほど荒々しい渋みとアルコール感。徐々にジューシーな焼き魚、ジンジャースパイス、ライチ、鼻に抜けるピートスモーク。
【飲んだ後の余韻】強いピート、ミント、干しワラ、薄くカスタード、レモン。漢方薬っぽい苦みのニュアンスが舌にずっと残る。
【飲み終えたグラスの香り】薄い焦げ感、ミネラル、レモン、カスタード、焼き魚。
モスカテルワインとモスカテルウッドフィニッシュに関するコラムを書きました。(2017年9月26日)