【イベントレポート】ディアジオのGMT2017に参加しました

TWDです。

ディアジオ社主催のテイスティングイベント「グランドモルトテイスティング2017」(以下「GMT2017」)に参加しました。

【目次】
1.会場や来場者、プログラム
2.テイスティングアイテム
3.アードベッグ アン・オー(Ardbeg An Oa)

【本文】
1.会場や来場者、プログラム

GMT2017のテーマは「秋の夜長とシングルモルト」。

今回は恵比寿のアクトスクエアで開催されましたが、会場は円形の大きなスペースと、それを見下ろすような上階層。まるでギリシャのコロッセオのような構造の会場でした。

内装デザインはグランピングをイメージしたもので、円形スペースには人工芝を敷き詰め、ハンモック型の椅子やキャンプをイメージした小物類が設置されていました。

さすがディアジオ、いやモエヘネシーグループというべきか、それとも恵比寿というおしゃれエリアがそうさせたのか、どこか普段参加するテイスティングイベントとは客層が異なります。若いカップルや外国人、見るからに身だしなみのよい紳士などが多くみられました。

用事があり、1時間ほどで退散しましたが、いる間に行われたプログラムは2つ。アイラ島に旅行に行った写真家さん等3名によるトークイベント、そして今回のメインアイテムであるアードベッグ アン・オーを監修した、ウイスキー界でもトップクラスの著名人、ビル・ラムズデン博士によるアン・オー誕生秘話でした。後はDJショーが間をつなぐ、といった感じ。

 

2.テイスティングアイテム

いわゆる、ディアジオの市販品のミドルレンジまではほとんどあったのではないでしょうか。

グレンモーレンジ、タリスカー、アードベッグ、ラガヴーリン、モートラック、オーバン、クラガンモア、クライヌリッシュ、ダルウィニー、グレンキンチー、グレンエルギンがありました。今年はティーニニック200周年ということで、有料でもいいからバイセンテナリーボトルである17年を飲めないか、とちょっと期待していたのですが、そういうのはなし。残念でした。

とはいえ、グレンモーレンジ シグネット、タリスカー18年、モートラック18年など、1万円オーバーのシングルモルトを無料試飲できるのはうれしいですね。普段、なかなかこのあたりのオフィシャルのボトルは飲む機会がないので、この機会にじっくりいただきました。

またこれらのモルトに合わせたフードをマリアージュ体験させるのが、今回のイベントのもう一つのテーマだったようで、多彩なフィンガーフードがありました。ブランデーベースのシャーベットやアプリコットジャムの入ったチョコレート、塩キャラメルのクッキー、何か潮気のものもありました。

テイスティングアイテムの中で驚いたのは、2点。

まずオーバン14年。何年も飲んでないボトルで、記憶ではピートの強いもっさり系の香味という印象でしたが、今回はずいぶんスタイリッシュになっていました。印象だけですが、リフィル主体、バーボン8、シェリー2くらいでしょうか。オレンジのニュアンスが良く出ていました。

また、クライヌリッシュ14年も珠玉のでき。ラベルが変わって構成原酒が見直されたタイミングでは、ずいぶん若々しい感じで軽いフルーティな酒質でしたが、今回試飲したボトルは、フレッシュなリンゴ感やオレンジ感は残しつつ、クライヌリッシュ特有のねっとりした蜜蝋のニュアンスが好印象でした。

 

3. アードベッグ アン・オー(Ardbeg An Oa)

ディアジオ社が10月4日にリリースする、アードベッグ10年ぶりの定番ボトルである『アードベッグ アン・オー(Ardbeg An Oa)』が、GMT2017で初披露されました。

ボトルの説明や名前の由来は検索すればいくらでも見つかるし、友人がとても素敵な写真とともに丁寧な説明をしてくれているので、そちらにお任せ。

ここでは、簡単な樽構成とテイスティングした印象をまとめます。

樽構成は、バーボンバレル、チャーした新樽、ペドロヒメネス(リッターあたり200gも糖分を含むと言われる激甘シェリー)樽、フレンチオーク、その他シークレットの樽が2つほど、とのこと。

テインスティングした感想としては、とても飲みやすいボトルで、甘さと焦げのバランスがよいと感じました。アードベッグ10年(テイスティングコメントはこちら)より甘酸っぱく、ウーガダールほどボディとシェリー感はない。力強いアードベッグを求める人には物足りないかもしれません。

香りは、アードベッグ特有のもの、例えば金属系の香り、クレゾールや燻製の焼き魚など、に加え、パイナップルやオレンジなどの甘酸っぱい果実のニュアンスを感じました。

口に含むと、スムーズで軽いとろみのある飲み口で、強いピートの奥にハチミツを溶いた紅茶や強い潮気、出汁の旨み、麦芽のニュアンス、アプリコットなどを感じました。

GMT2017は明日、金曜日も開催。きっと今日よりも多くの人で賑わうのでしょうね。

行かれる方は、楽しんできてください。

ディアジオの皆様、楽しいイベントをありがとうございました。

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