【コラム・My樽熟成】 その2 My樽の下準備 1/2

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TWDです。

こちらで、樽熟成について簡単にまとめました。

今回から、私が進めているMy樽熟成について、記述していきます。

私が2017年4月から使い始めている小型樽はこちら。


ウッドフォードリザーブの飲食店向けのキャンペーンで入手できるもので、今回、ある馴染みのバーテンダーの方から譲っていただきました。

まずは下準備です。

下準備は、2ステップで行います。

  1. 熱湯で洗浄・消毒
  2. ホワイトリカーでアク抜き・減菌

まず、熱湯で洗浄・消毒(以下、熱湯消毒)をします。

まぁ、中身が見えないし、どんな人がどんなところで作ったのかもわからないものですから、ここはまず熱湯でしょう。

熱湯消毒のやりかたは、Google先生に聞けばいろいろと参考文献が出てきますが、私は、80度の熱湯で20分間の消毒を2度行うことにしました。

いったん、樽にバルブを取り付け、シンクに置き、漏斗を使って、だぼ穴(液体の投入口)から熱湯を注ぎます。

樽からあふれるほど熱湯を注いだら、だぼ穴に栓を取り付けます。

ある程度、樽内部の木材に熱湯が浸透しますから、熱湯はひたひたに入れてしまって構わないと思います。

あれこれ向きを変えて、液体の漏れがないかを確認します。

大丈夫そうですね。では、だぼ穴から熱湯を排出します。

バルブを開放しておけば、すんなり熱湯を排出できます。

こちらが、排出した熱湯です。茶色いお湯に交じって、たくさんの焦げた木端が出てきました。

しっかりチャー(焦がすこと)されていることが分かります。

タンニンによる色づきがこの時間で望めるべくもないので、この色は、主に炭によるものでしょう。

たぶんコーヒーフィルターにかければ、ある程度は透明になると思います(やりませんでしたが)。

あたりには、削りたての鉛筆、焦げた木炭、甘いバニラの香りが入り混じってきました。

削りたての鉛筆は、木材そのものの香りでしょう。「製材所の香り」「生木のニュアンス」といった表現を使うテイスターもいます。

甘いバニラは、炭化した木材の中にあるバニリンが原因と推測できます。

こういったニュアンスは、バーボンでもよく感じますね。

I.W.ハーパーのテイスティングコメント

次のコラムでは、引き続き、下準備について記述します。

次のコラムは、こちら。

2 Responses

  1. […] 前のコラムでは、My樽の下準備として、熱湯消毒のことについて記述しました。 […]

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